*スーパーG1
**スーパーG1およびG1では(10/6/4ポイント)、G2(6/4/2)、G3(4/2/1)
馬名 |
P | 馬名 |
P | 馬名 |
P | |||||
LE | レモンドロップキッド | 26 | 13 | アドニス | 06 | 23 | アランズウープ | 04 | ||
02 | ゴールデンミシル | 22 | 13 | アルムタワケル | 06 | 23 | アウトオヴマインド | 04 | ||
02 | ジェネラルチャレンジ | 22 | 13 | プレザントブリーズ | 06 | 23 | ムラグラ | 04 | ||
02 | ベーレンズ | 22 | 13 | オネストレディ | 06 | 23 | ナイトドリーマー | 04 | ||
05 | キャットシーフ | 16 | 13 | ラニングスタグ | 06 | 29 | イラボレット | 02 | ||
06 | アーリーパイオニア | 14 | 13 | ビッグテン | 06 | 29 | セインツオナー | 02 | ||
07 | バドロワイヤル | 12 | 13 | ラーガー | 06 | 29 | テイクノートオヴミー | 02 | ||
07 | サーベア | 12 | 13 | イクトンパーク | 06 | 29 | レクシントンパーク | 02 | ||
09 | スティーヴンゴットイーヴン | 10 | 13 | デイヴィッド | 06 | 29 | ダウンジアイル | 02 | ||
09 | ケイワンキング | 10 | 13 | ブレイジングソード | 06 | 29 | モーハーヴィムーン | 02 | ||
09 | ヤンキーヴィクター | 10 | 23 | ウィズアンティシペイション | 04 | 29 | スキミング | 02 | ||
12 | ラフティカス | 09 | 23 | プエルトマデロ | 04 | 37 | サルトリーサブスティテュート | 01 |
・NTRA―National Thoroughbred Racing Assosiaton(全米サラブレッド競馬協会:1998年3月発足)がメディア王、マードック氏率いる「フォックススポーツ」と提携して新たに創設されたレースシリーズです。2月から8月まで、フロリダからカリフォルニアにかけて、21の著名なマイル〜中距離ダートレースをピックアップし、それらをシリーズ化して編成し、ポイント制により真のチャンピオンを決定する意味合いが含まれています。
・近年のアメリカ競馬ではケンタッキーダービー(G1)やブリーダーズC(G1)のような一部の特殊なレースをのぞいて、一流馬のオーナーや調教師は互いに対戦することを避けようとする傾向ありました。そのような傾向を避け、一年を通して一流馬同士の対決を見られるように創設されたのが当シリーズで、一流馬のより多くのレースへの出走を促す効果が期待されています。
・「NTRAチャンピオンズオンフォックス」は5つのG1レースから成り、「スーパーG1レース」はフォックスネットワークで放送される予定です。すべてに勝利すると500万ドルのボーナスを与えることが呼び物になっています―各レースごとの賞金が拡充されたのをはじめ、スーパーG1シリーズ5レースすべてに勝てば500万ドルのボーナス、3レースに勝てば100万ドル、ウィトニーH(G1)の1着馬には総獲得ポイントx5000ドル、2着馬はポイントx2500ドル、3着馬はポイントx1000ドルのボーナスが与えられます。
・スキップアウェイ、ヴィクトリーギャロップ、フリーハウスなど、一時代を築きあげた名馬たちが引退し、古馬ダート路線は層が薄くなりました。しかし、そのようななかから、オークローンH(G1)、マサチューセッツH(G2)、サバーバンH(G2)とシリーズを3勝し、ドン(G1)、ウィトニーH(G1)でも2着しシリーズを盛り上げたベーレンズや、4歳馬ながらパシフィッククラシックS(G1)を制し、ボーナスを獲得したジェネラルチャレンジら次代の主役たちが出現しました。「NTRAチャンピオンズオンフォックス」シリーズは結果として、ファン層の拡大、及び売り上げの増進に寄与することとなりました。上半期のアメリカ古馬戦線は大いに盛り上がり、予想以上の成功を見たといえます。
99年度の結果は「NTRAチャンピオンズオンフォックスシリーズ'99」をご覧ください。 ◇
・第1回シリーズの成功により、2000年度も同シリーズが開催される予定です。日本やヨーロッパと違って、アメリカではトップハンデを背負いG1を勝ちまくるタフな馬が真のチャンピオンだと見なされます。したがってアメリカの一流馬は、1月からG1レースに臨みます。ひと月ごとに一流馬同士のレースを堪能できることも日本とは大きくことなっています。何度も競馬場に登場するサラブレッドたちの活躍を時間の流れを沿って追いかけるというのも楽しいものです。これを機会に世界一スピーディでタフなアメリカ競馬の世界を一緒に追いかけてみませんか。
・アメリカホースサークルをいろどる馬たち、人間たち、そしてNTRAチャンピオンズオンフォックスシリーズの参考のためにインフォメーションをつくりました。ぜひご覧ください。
1999年度からの変更点は以下のとおり。
・スーパーG1のポイントが昨年の半分(10/6/4)となり、一般G1との格差がなくなった。
・ピムリコスペシャルH(G1)、ハリウッドゴールドC(G1)の両G1がシリーズに加えられ、スーパーG1に格付けされた。
・パシフィッククラシックS(G1)がシリーズからはずされ、最終戦がウィトニーH(G1)になった。